食育

食文化見直し型・地域活性化型の食育活動とは

食文化見直し型・地域活性化型の食育活動は、一つは、地域の伝統食材にスポットを当てて、大消費地に向けてPRする方法。もう一つは、地域の食文化にスポットを当てて、観光資源にする方法です。このテーマの食育活動は、そのどちらか、または両方を目指すものが多いようです。

 


1. 食文化見直し型・地域活性化型の食育活動のプレイヤーとしては

食文化見直し型・地域活性化型の食育活動のプレイヤーとしては、

・ 自治体で活動する

・ 地場産業の企業で活動する

・ 地場産業の企業が集まった協同組合で活動する

・ 食文化をテーマにしたNPO団体で活動する

などがあります。

 

2. 食文化見直し型・地域活性化型の食育活動の進め方

食文化見直し型・地域活性化型の食育活動を進めるうえでは、大消費地(都会)の人々に情報発信をすることが欠かせません。

たとえば、都会でイベントを開いたり、アンテナショップに出品したりします。そこで地方の伝統食材や食文化の存在をアピールします。

2-1. かつては大変だった

かつては、主催者(地元側)はマーケティングに不慣れな人たちが集まっていました。イベントの企画やアンテナショップに出品するための商品開発を自己流で行っていました。したがって、とても苦労していたようです。

2-2. 最近はサポートを受けて問題解決

今は、主催者(地元側)もそのことを学習しているので、自己流でマーケティングはしません。マーケティングをサポートしてくれる人材を大消費地(都会)から求めるようになりました。したがって、マーケティングやPRの問題をクリアできるようになりました。

2-3. 人材バンクを活用する

これまでは、「マーケティング(PR)をサポートしてくれる人材」は、人脈を辿って見つけるしかありませんでした。現在は、こうした人材を見つけやすくする仕組みができあがっています。

サイトを探れば、「地域ブランド」「6次産業」「食農連携」といった分野での人材バンクがいくつか見つかります。自治体によっては、人材バンクを活用せずに、オリジナルの人材バンクを構築して、独自にサポーターを集めているケースも見られます。

 

3. マーケティングのセンスが鍵

食文化見直し型・地域活性化型の食育活動は、マーケティングのセンスが重要です。逆に、そのセンスさえあれば、さほど専門知識も必要としない分、アイデア次第でいろいろなことが可能です。そのため、食育活動に携わる人たちには、とても人気のあるテーマです。

3-1. とても人気のあるテーマということは

「マーケティングをサポートする人材」になりたがっている人が多いということは、ライバルが多いテーマと言えます。

3-2. とても人気のあるテーマなので

マーケティングをサポートする人材になりたがっている人が多いため、そうした人たちに向けての「教材」が作られているほどです。

同じ教材で学ぶ人が多いというのは、同時にライバルとの差別化ができないことでもあります。ライバルに差をつけるとしたらどういう方法があるか、よく考えなければなりません。

 

4. 食文化見直し型・地域活性化型の食育活動ライバルに差をつける方法

食文化見直し型・地域活性化型の食育活動ライバルに差をつけるには、いろいろな方法があります。ここでは、2つ紹介します。

4-1. 海外に向けたマーケティングを勉強する

「日本人の伝統的な食文化(和食)」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。そのこともあり、地域の食材を海外にPRする動きが、昨今活発化しています。

したがい、海外で食に関わる人とのネットワークを作って、それを武器として地域のマーケティングをサポートできるようになれば、ライバルから頭一つ抜けた状態になります。

4-2. 資金調達方法を勉強する

地元食材や食文化のPRには、お金がかかります。そのお金を調達できる人は、引っ張りだこです。

・ 大企業などに企画をプレゼンして、協賛金を獲得する

・ 国や財団などの助成金や補助金に応募して、審査をパスする

・ クラウドファンディングで投資家を集め、資金調達する

などの方法でまケティングに必要な資金を集めてくるわけです。これもできる人は少ないので、差をつけるには有効です。

 

5. まとめ

食文化見直し型・地域活性化型の食育活動は、地域の伝統食材、あるいは地域の食文化にスポットを当てて活動する方法です。

地域の伝統食材に関しては、都会に向けてPR、並びに販売します。地域の食文化に関しては、それを観光資源とします。このどちらか、または両方を目指して活動します。

ただし、人気の食育活動テーマのため、競合との差別化が必至です。自分の強みを生かし、独自の切り口で企画・提案することが求められます。

 

食育総研

吉村司 吉岡岳彦

 

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